普通大学生の旅行日記

お金が特にあるわけではない現在20歳の大学生の旅行日記です!

【胸キュンローカル電車】おすすめの面白い小説part14

f:id:masu1999:20200509041922j:image

前回のおすすめはこちらから↓

https://masu1999.hatenablog.com/entry/2020/05/07/120045

 

今回のおすすめは

f:id:masu1999:20200509053442j:image

有川浩さんの「阪急電車」です。

 

これはかなりおすすめの作品です!

有川浩さんといえば「図書館戦争」で有名ですが、僕にとってはじめて有川作品はこの「阪急電車」でした。

 

本作は阪急電車今津線という片道15分のローカル線の車両に乗った様々な人たちにスポットを当てたお話です。

 

前半は、宝塚駅西宮北口駅の電車での出来事が書かれています。

後半はその逆、西宮北口駅宝塚駅での出来事です。

 

この今津線の各駅でドラマは生まれ、時には涙が出てしまうような悲しいこと、時には幸せで笑顔になる、様々な感情に振り回される本作は、非常にほっこりするポイントが多いのが特徴かと思います。

この今津線に乗っている背景というのはそれぞれ乗客の数だけあるわけで、そこで起こる様々な出会い、出来事が重なり合っていくのが読んでいてとても気持ちいいんです。

 

いつもはだだ乗っている電車でも、見方を変えればこんな運命的なものになるのかと、実際に僕がバイトに行く際の地下鉄を思い浮かべながら読んだり…笑

とにかく、電車ってロマンチックだなと思いました!笑

この電車がきっかけでカップルが誕生したりするので、胸キュンが足りない方は読むべきかなと笑

(皆さんもきっと電車で運命の相手に出会うことに憧れますよ笑)

 

また、前半と後半で今津線の往復が書かれていますが、前半と後半では半年ほど期間が空いています。それは、前半で出てきた登場人物の"その後"が後半で書かれているからです。本作は電車内を中心に書かれているので前半で出てきた登場人物も、電車から降りてしまえば、その後はわかりません。後半になってそれを知るという構成もとてもよかったです。

 

ただ電車に乗っているだけでは、誰とも話さないので他の乗客は赤の他人でしかないのですが、彼らは様々な要因から話すことになります。同じ電車内には、様々な人が乗っているわけで、その人たちが複雑に絡み合ってそれぞれが成長していく様は僕たちの心をじんわり温めてくれるはずです。胸キュンが足りない方、そして心温まりたいなと思う方はぜひ読んでみてください!まじでおすすめです!

 

もし、読んだ方がいらっしゃったらぜひブログやTwitter(@masutabi1999)にコメントしてみてください!

感想を共有しましょう!

【青春っていいよね!】おすすめの面白い小説part13

f:id:masu1999:20200506193205j:image

前回のおすすめはこちらから↓

https://masu1999.hatenablog.com/entry/2020/05/05/120059

 

今回紹介するのは
f:id:masu1999:20200506193210j:image

恩田陸さんの「夜のピクニック」です。

 

『高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために。学校生活の思い出や卒業後の夢などを語らいつつ、親友達と歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。』

 

あらすじを見ただけでも興味をそそられると思いますが、本作はただひたすらに、北高伝統の「歩行祭」の場面が続きます。

ということなので、場面といえば高校生が歩いているという場面しかないのです。

一見つまらなそうに感じるかもしれませんが、そんなことはないんですよね〜笑

逆にそれが良かったりもするんですよ!

まだ社会的に責任力を持たない高校生が、ゴールの見えない暗闇をひたすらに歩き続ける。

この「歩行祭」自体が多くの高校生の姿を現しているかのようでした。

 

本作では甲田貴子と西脇融という2人の主人公がそれぞれに視点を変えながら物語は進みます。この2人は周りからは付き合ってると噂されていますが、付き合ってはいません。そんな中、お互い悩みを抱えて「歩行祭」に参加します。そして、貴子は「歩行祭」において、ある賭けをするのでした。

 

ここから先は、読んで確かめてみてください。

先ほども言った通り、ひたすら「歩行祭」の場面が続きます。ここまで場面が変わらないと、飽きてしまいそうですが、そんなことはなく一歩一歩歩くようにページをめくることができてしまいます。

 

読後は青春っていいなぁと、うっとりしてしまうのと同時に、あんなに長かった「歩行祭」が終わってしまったという軽い喪失感を、実際に自分も歩いていたかのように感じてしまいました。

 

また僕自身、初の恩田陸作品がこの「夜のピクニック」だったのですが、1作品目にして、最高傑作を読んでしまったかのような充実感も得られました。やっぱ青春最高だね笑

 

大人という世界に片足を踏み込もうとしている高校生が抱える悩みが「歩行祭」というイベントによってどうなっていくのか。夜は明けていくのか。それを楽しみながら、夜中に読み進めることをお勧めします。一緒に歩いてる感覚を楽しめますよ〜。

 

もし、読んだ方がいらっしゃったらぜひブログやTwitter(@masutabi1999)にコメントしてみてください!

感想を共有しましょう!

【陽気な銀行強盗4人組!】おすすめの面白い小説part12

f:id:masu1999:20200504143212j:image

前回のおすすめはこちらから↓

https://masu1999.hatenablog.com/entry/2020/05/04/120031

 

今回紹介するのは伊坂幸太郎さんの「ギャングシリーズ」です!
f:id:masu1999:20200504143223j:image
f:id:masu1999:20200504143217j:image

僕が読んだのは「陽気なギャングが地球を回す」「陽気なギャングの日常と襲撃」でもう一つ3作目として「陽気なギャングは三つ数えろ」があります。

 

本シリーズは4人の銀行強盗犯が主人公なのですが、人を傷つけないというポリシーを持つため、犯行に使用するのはモデルガンだったりとなんだか憎めないキャラクター達が集まっています。

それぞれの特徴について軽く紹介。

成瀬…リーダー、冷静、人の嘘を見抜く名人

響野…いじられ、演説の達人

雪子…大人の落ち着き、精確は体内時計

久遠…こどもっぽい、天才スリ

 

この4人がそれぞれの特徴を活かして銀行強盗をするのですが、悪いことをしているからなのか4人は様々な事件に巻き込まれてしまいます。

 

この「ギャングシリーズ」は全ての内容に無駄がないのが特徴。全てが伏線で、全部回収していくのが読んでいて気持ちいいです。

また、4人それぞれの視点で話が進んでいくので、それぞれの特徴を活かしたストーリーが痛快ですらすら読めちゃいます!

本来銀行強盗という悪いことしている人たちなのに、応援したくなるんですよね笑

 

響野がメンバーから馬鹿にされてる感じがいいし、無邪気な久遠と、成瀬の安心感はやばいです笑。雪子のドライブセンスが抜群なのもいいんですよね笑。

この4人の連携が見ていて本当に気持ちいいですよ。普通に考えたら笑えないけどこの4人が絡むとなんだか笑えます。

 

また、特徴として各章の初めにその章のキーワードとなる言葉とともに辞書のように意味が書いてあるのですが、そこにもクスッと笑えることが書いてあるのでぜひ見てみてください!

 

本シリーズは伊坂さんの良さが詰まった作品だと思います!先ほども書きましたが、全部が伏線になっていて読めば読むほどに話が繋がっていくのでページをめくる手が止まらないです。

伊坂さんもぜひ順番で読んでほしいということを言っているので、1作目の「陽気なギャングが地球を回す」から読んでみてください!

僕自身、3作目の「陽気なギャングは三つ数えろ」を読んでいないので、早く読みたいです!

 

もし、読んだ方がいらっしゃったらぜひブログやTwitter(@masutabi1999)にコメントしてみてください!

感想を共有しましょう!

【問題作ミステリー!?】おすすめの面白い小説part11

f:id:masu1999:20200503221458j:image

前回のおすすめはこちらから↓

https://masu1999.hatenablog.com/entry/2020/05/02/120041

 

今回紹介するのは、

f:id:masu1999:20200503221502j:image

我孫子武丸さんの「殺戮にいたる病」です。 

 

こちらの作品は、タイトルだけでも知っているという方が多いのではないでしょうか。

よくおすすめのミステリーなどで紹介されると思いますが、どこのサイトも読む人を選ぶような書き方をしていたので、僕自身読むのを敬遠してました。

 

『東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるシリアルキラーが出現した。くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、捉えようのない時代の悪夢と闇、平凡な中流家庭の孕む病理を鮮烈無比に抉る問題作!』

 

あらすじを読んだだけで、なんとなく想像がつにように、結構きつい描写のオンパレードで、最初は読むのが辛くてなかなかめくる手が進みませんでした。

 

本書は犯人が捕まるシーンから始まります。

ですので、犯人は読者にはわかった状態で話は進み、犯人の行動と並行して一人の元刑事、そして犯人の家族の行動についてもかかれ、犯人、元刑事、犯人の家族の三視点で物語が進みます。

 

所々で犯人の歪んだ愛が産んだ悲劇を目にしなくてはならず、理解ができないシーンが多くあります。その恐怖を味わいながら読み進めていくと、いつのまにか物語は決着し、真相が明らかになるのですが…

ラストは急に訪れ、そこにはとある新聞の記事が載っています。

それをみた時、頭が混乱して今まで読んできたことが間違いだったことに気づくのです。

正直、最初は意味が分からなくて読後の感情は

無事読み終えた安堵感と、思ってたのと違ったというもどかしさで埋め尽くされました。

 

しかし、解説を読むと納得。

本作は最初から最後まで読者"達"の勘違いを生み出す緻密な構成によるお話でした。

 

内容ばかりに気を取られ、ちょっとした違和感に気づくことができなかった自分が悔しいです。

 

内容に話題が行きがちですが、構成がとても素晴らしい作品でした。

みなさんもぜひ、読んで騙されてみてください。読む人は選ぶかもしれないですが…

 

もし、読んだ方がいらっしゃったらぜひブログやTwitter(@masutabi1999)にコメントしてみてください!

感想を共有しましょう!

【興味なし】僕の人生を少し紹介。

f:id:masu1999:20200429003955j:image

「食パンは何もつけない派。」

どうも、普通大学生のますです。

 

今回は、僕について書きます。

ただそれだけです。

 

あ、ちなみにみなさんは食パンをどう食べるのが好きですか?

バターですか?ジャムですか?それともピザトースト

まあいいでしょう。

ここで、塩と答えた人とだけは分かり合える気がします。何もつけない次に好きだから。

ぜひ、塩と答えた人は最後まで見ていってください。

それ以外の人は、食パンに塩はわけわからんから読んでみよう。そんな気持ちでどうぞ。

 

 

僕は生まれも育ちも北海道です。

当然ファイターズファンになるわけです。

ファイターズとは北海道日本ハムファイターズのことですね。

あの大谷翔平も所属していたそれです。

だから、小1から始めたサッカー部を小4で辞め、野球部に転部したのです。

 

ちょっと話が飛びすぎました。

そうなんです。

僕は野球が好きなんです。

でもその前はサッカーをやっていたと。

 

小1の時、ふとワールドカップをテレビで観たのがきっかけ。あの時はイタリアが優勝したのかな?ジダンの頭突きが起きた大会だった記憶があります。

小1からサッカーをやってたら、そりゃあ学年の中では結構上手い方ではあったかなと自分でも思います。

 

だけど、突然の野球転向です。

カレー派がシチュー派になるくらい大胆な転向だったと思います。

 

当時からテレビではファイターズの試合がよく放送されていました。

だからか、自然とキャッチボールをするようになったんですね。

キャッチボールしているうちに、野球の方が好きになってしまった。というわけでカレー派からまさかのシチュー派へ。(実際は揺るがないほどカレー好き)

 

小4から中3までやりました。

小6の時には、まさかの地区大会優勝。

決勝土壇場で、まさかのファインプレーで相手の同点を阻止したそれだけで優秀選手賞をもらいました。

中学では3年の春に、1年生にレギュラーを奪われるという残念なことも起きました。

まあ色々あって最後の大会はスタメンで出れましたが。

とりあえず、野球人生はかなり充実していました。

 

そして高校。

中学ではなんとかやれましたが、高校野球は少し格が違うなと思っていたのと、楽な部活に入りたかったのでソフトテニス部に入部。

 

正直舐めてた部分はありました。

野球やってたら球技はある程度できるという謎理論で。

まあ、高校3年間の最高成績は2回戦進出なんですけどね。

だけど、高校最後の試合で地区ベスト4の相手にあと1点取ったら勝てるとこまで行ったんです。そこで勝ち切れないのが弱さ。身をもって体感しました。

 

ということで高校は、楽しくソフトテニスをして過ごしました。

 

そして現在です。

大学に入って今何に入っているか。

あれです。

去年一躍有名になったあれ。

ワンチームとかいうあれです。

わかりましたよね?

 

ということで、僕は小中高大を通して4つスポーツを経験しているわけです。

なかなかいないと思うんです。

もしこの4つぴったり同じスポーツを経験した方がいらっしゃったら、連絡ください。

スクラム組みましょう。

 

スポーツはこんな感じですね。

 

ここまで読んで食パンに塩を理解できましたか。

ジャム派の人達もうちょっと見ていってください笑

 

というわけでスポーツと来たら次は勉強でしょうか。

 

小学校の時はまあ、他とはあまり差がわかりにくいというのもあって普通くらいだったと思います。

差が分かりやすくなってしまうのは中学校からかな。

 

僕の中学校は地区トップの中学校でした。

車、バス通学が8割を占める進学校です。

僕はそんな中学校で、定期テスト上位10人には毎回入っていました。

今思ったら、ここが第一のつまずきでした。

なぜ、毎回上位10人に入れたか。

それは、定期テストが得意だったから。

僕の勉強法は、テストの5日前からひたすら詰め込むという、最低のやり方です。

短期記憶でテストに挑むので、定期テストはかなりいい点をとれるというわけです。

 

一方、学力テストなどの北海道単位でやる模試のようなものは、膨大な範囲なので当然5日前からじゃカバーできないので成績は良くはなかったです。それでも20番くらい。

小5から塾に通わせてもらっていたので、ある程度基礎はできていたんだと思います。

 

勉強しなければ、いい成績は残せないはずなのにこの時の自分は頭がいいと勘違いしていました。これが後々響くわけです。

 

高校も、地区1番の進学校に入りました。

高校に入る時に、ある道内の国立大学を目指すことを親と決めていました。

僕は、勉強すれば余裕だという気持ちから、高3の部活引退まで受験勉強はしませんでした。

模試でもC判定だったりしたので、勉強はせずに部活引退へ。

 

そこからは流石に勉強して、A判定をとれるまでになりました。

AかBは安定して取れていたので、心に余裕ができてしまったのでしょうか。

センター直前の模試も、周りが点数を落としている中、いい点をとったのも影響したのでしょうか。

 

僕のセンター試験は、失敗に終わりました。

志望校はセンターの配点が大きいので、2次試験での巻き返しは難しいのでした。

 

そんなこんなで今、志望校とは別の大学にいるというわけです。

 

現在、その大学の3年生になりました。

来年就活を控えていますが、正直自分が何になりたいのかがはっきりしません。

この1年で僕は何を得て、何を目指すのでしょうか。

大学受験に失敗した経験を活かせるのでしょうか。

この1年が僕の人生にとって重要な年になる気がしてなりません。

 

果たして2年後。

僕はどこへ行くのやら。

 

だからこそ、大学生のうちにいろんな景色を見て、いろんな経験をしておきたい。

それが将来に繋がってくれればと思っています。

 

食パンには甘いのを塗りたくって、牛乳で流し込む。

それもまたいいものと受け入れるのが大事なようです。

【直木賞作家による世にも奇妙な物語】おすすめの面白い小説part10

f:id:masu1999:20200429020753j:image

前回のおすすめはこちらから↓

https://masu1999.hatenablog.com/entry/2020/04/28/120043

 

今回おすすめするのは!

 

朝井リョウさんの「世にも奇妙な君物語」です!

タイトルであの番組を思い浮かべた方いると思います。そうなんです!あの「世にも奇妙な物語」を直木賞作家である朝井リョウさんが書いた作品が本作なのです!

 

本作は米澤穂信さんの「儚い羊たちの祝宴」のようにラスト一行にゾクっとさせられるような驚きが待っています。

 

それでは、5つの話について軽く説明。

 

『シェアハウさない』

タイトルでもわかるようにシェアハウスのお話です。

これは1作目であってるのか?というくらいラストに衝撃が…

途中まで何気ない感じで進みますが、徐々に違和感が生じてくる怖さもありつつ、ページをめくる手が止まりませんでした。

 

リア充裁判』

これはとにかく設定が面白い!

ある法律ができた世の中の話で、SNSが必須となった今の世の中を痛烈に風刺した作品になっています。

途中で安心したくなるかもしれませんが、油断は禁物ですよ。ラストまで集中です。

作り話だとはいえ、実際のところ、こんな世の中になってきているのかもしれません…

 

『立て! 金次郎』

これはモンスターペアレントのお話。

子どもに対して熱い想いを持った幼稚園教諭が、その親たちに翻弄されていくのですが…

これもラストまで気が抜けないお話でした。

実際にこんなことになっていたら恐ろしい…

 

『13.5文字しか集中して読めな』

13.5文字とはネットニュースにおけるタイトルの文字数のことで、これまた現代の問題らしくネットニュースの信憑性に関わるお話です。

これはゾッとするというよりも、目を覆いたくなるような感じでした。

ネットニュースに踊らされる現代人への警告かもしれません。

 

『脇役バトルロワイアル

タイトルの通り、脇役にスポットが当たっているお話です。

出てくる登場人物達の名前に??っとなると思います笑確かに脇役だなあ笑

登場人物達の脇役に対する掛け合いも面白く、共感せざるを得ません笑

この前までの4作が伏線のようになっているので、最後にふさわしいお話でした!

この作品は脇役を自嘲しているとはいえ、脇役がいるからこその主役なんだと考えさせられます。

最後の展開にはびっくり!笑

 

 

ということで本作は以上の5作品による短編です。

僕のお気に入りは、『リア充裁判』と『脇役バトルロワイアル』かなー?

設定がなんだか現実離れしていますが、これこそ「世にも奇妙な物語」の良さだと思うんですよね。

また、ここ数年前に出されたばかりの作品なので、今起きている社会問題を取り上げた話が多く、理解しやすいところもよかったです。

 

先ほども言いましたが、最後の『脇役バトルロワイアル』は前4作が伏線となっている部分もありますので、最初から読むことをお勧めしますよ。ラストにこの作品が来ているので、読後感はスッキリとします。これも著者の意図なのでしょうか?

 

著者の後書きで続編?の制作を示唆しているようなので、今から楽しみです!

 

もし、読んだ方がいらっしゃったらぜひブログやTwitter(@masutabi1999)にコメントしてみてください!

感想を共有しましょう!

 

【1ヶ月で15冊!】4月の読了本紹介&おすすめランキング📚

f:id:masu1999:20200501043310j:image

今回は4月に読んだ本を読んだ順に紹介して行きます!なんと今月は暇だったということもあって15冊も読んでました笑

また、最後には個人的に面白かったランキングをつけていますので最後までご覧ください!

ブログで紹介したものについては、URLを貼っておきますので気になる方はそちらもご覧下さい。

 

1冊目

石田衣良 「池袋ウエストゲートパーク

2冊目

小川洋子 「博士の愛した数式

3冊目

伊坂幸太郎 「砂漠」

https://masu1999.hatenablog.com/entry/2020/04/10/100021

4冊目

米澤穂信 「満願」

https://masu1999.hatenablog.com/entry/2020/04/28/120043

5冊目

伊坂幸太郎 「死神の精度」

https://masu1999.hatenablog.com/entry/2020/04/27/120052

6冊目

米澤穂信 「儚い羊たちの祝宴

7冊目

木皿泉 「昨夜のカレー、明日のパン」

https://masu1999.hatenablog.com/entry/2020/04/21/120008

8冊目

百田尚樹 「影法師」

https://masu1999.hatenablog.com/entry/2020/04/24/120046

9冊目

歌野晶午 「葉桜の季節に君を想うということ」

https://masu1999.hatenablog.com/entry/2020/04/25/120035

10冊目
米澤穂信 「春季限定いちごタルト事件」

11冊目

東野圭吾 「私が彼を殺した

12冊目

東野圭吾 「嘘をもう一つだけ」

13冊目

東野圭吾 「赤い指」

14冊目

今村昌弘 「屍人荘の殺人」

15冊目

朝井リョウ 「世にも奇妙な君物語」

 

今月も、東野さんと米澤さんが3冊、伊坂さんが2冊と偏ってしまいました笑

好きな作家さんの作品はどうしても本屋で見つけたら買ってしまいます。

 

今月は特に当たり月で、読んだ本全てがおもしろかったです!

順位をつけるのが難しいですが、全部面白かったのでベスト15という形で順位をつけさせてください。(下の順位でもおすすめです!)

 

15位 東野圭吾「嘘をもう一つだけ」

14位 小川洋子博士の愛した数式

13位 石田衣良池袋ウエストゲートパーク

12位 東野圭吾「赤い指」

11位 米澤穂信「春季限定いちごタルト事件」

10位 木皿泉「昨夜のカレー、明日のパン」

9位 伊坂幸太郎「砂漠」

8位 東野圭吾私が彼を殺した

7位 歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」

6位 米澤穂信儚い羊たちの祝宴

5位 伊坂幸太郎「死神の精度」

4位 米澤穂信「満願」

3位 今村昌弘「屍人荘の殺人」

2位 百田尚樹「影法師」

1位 朝井リョウ「世にも奇妙な君物語」

 

 

 

もう一度いいますが、全部おすすめです!

トップ3は、僕の好きな伊坂さんでも東野さんでも米澤さんでもないお三方の作品になりました!

4月は新たな出会いの季節ですが、僕は新たな3人に出会うことができましたよ〜笑

 

「屍人荘の殺人」は2、3年前から本屋に行くたびに、単行本で見かけていました。

デビュー作で、さまざまな賞を受賞したということで目立っていましたもんね。

その時からついに、文庫版となって読むこととなりましたが期待は裏切らずに予想をいい意味で裏切る展開でページをめくる手が止まらないとはまさにこのこと。シリーズ続編も読みたいです。

 

百田尚樹さんの作品を初めて読んだのですが、かなり良かった…

今回の「影法師」は感動ものの作品でしたが、ミステリー好きの僕が今月の2位にランクインさせてしまうほど、良かったんです。

他の作品も読みたくなりました。

 

今月の1位に輝いた、朝井リョウさんの「世にも〜」は「何者」以来2冊目でしたが、衝撃の面白さでした。今月最後に読んだから印象に残っていることを抜きにしても1位だと思います。独特の世界観に引き込まれる1冊でした。5月も何かしらの朝井作品は読むことでしょう。

 

 

ということでいかがだったでしょうか。

このような状況で家にいる時間がかなり多かったので、15冊も読むことができました。

そして15冊全てが当たり。

なんとも幸せな4月でした!

ぜひみなさんも、stay home&read a bookしましょう!

 

Twitter:masutabi1999