【謎×秘密×青春】おすすめの面白い小説part16
前回のおすすめはこちらから↓
https://masu1999.hatenablog.com/entry/2020/05/11/123734
今回紹介するのは
まずこの本との出会いから説明します。
BOOK OFFに行った時、恩田陸さんの作品を読みたいと思い、恩田さんの棚を探してたわけですよ。そうしたら、以前ブログでも紹介した「夜のピクニック」を見つけたわけです。お目当ては正直その本だったので、満足しかけたんですが、その横にたまたまあった本作を手に取り、裏のあらすじを見て読みたくなったので、購入しました。
大体僕は、狙いをつけて本を買いに行くので珍しい出会い方をしたのが、この「ネバーランド」でした。
ではここで、みなさんも気になっているであろうあらすじを紹介します。
『舞台は、伝統ある男子校の寮「松籟館」。冬休みを迎え多くが帰省していく中、事情を抱えた4人の少年が居残りを決めた。ひとけのない古い寮で、4人だけの自由で孤独な休暇がはじまる。そしてイブの晩の「告白」ゲームをきっかけに起きる事件。日を追うごとに深まる「謎」。やがて、それぞれが隠していた「秘密」が明らかになってゆく。驚きと感動に満ちた7日間を描く青春グラフィティ。』
という感じです。
ミステリー要素もあり、青春要素もありのあらすじ。これを見た瞬間すごい惹かれたんですよねー。
この本は、高校が冬休みに入り、その高校の寮に残った4人だけで送る生活の話です。その生活の中で起きる事件や、その4人が抱える秘密が7日間のあいだに明かされていきます。
まずぼくのお気に入りなのは、この状況ですね。高校生が4人だけで冬休みを過ごすという非日常感が感じられる設定がいいです。今ぼくは大学生で、一人暮らしをしているので薄れましたが、高校生の時に友達と4人だけで、冬休みを過ごすなんて楽しすぎること間違いなしですもん。
また、4人しかその場にいなくて、ご飯を作らなくてはいけないのでご飯の描写があるのですが、結構いいもの食べてるし、高校生だけどお酒飲むし、…なんか憧れます笑
この状況に、謎と秘密が絡むという本作はとても見所が多い作品だと思います。
たった7日間の話ですが、若いが故の悩みや、心情の変化はこの作品の醍醐味となっているので、そこを注目してみてください!
また、その4人もそれぞれ特徴があるので、読んでいくうちにお気に入りの子も自ずと決まってくると思います。ぼくは寛司くんですね。明るくて、誰からも好かれそうなキャラクターなので笑
謎×秘密×青春が詰め込まれた本作。
ぜひ読んでみてください!
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