【最恐ミステリー!?】おすすめの面白い小説part3
前回のおすすめはこちらから
https://masu1999.hatenablog.com/entry/2020/04/15/120010
今回紹介するのはこちらです!
道尾秀介さんの「向日葵の咲かない夏」です。
先に感想を言わせてください。
マジで怖いです笑
読み終わった後に冗談抜きで「怖っ…。」と口に出してしまいました。
『夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。』
というあらすじなのですが…
ミステリーの中でもこの本はかなり有名な部類に入っていて、よくおすすめサイトにも掲載されています。
しかしこのあらすじを見た時に小学生の探偵ごっこじゃないかと思ってしまったのが浅はかでした笑
正直、おすすめするほどか?とまで思ってしまいましたがそんなはずはありませんでしたね笑
しっかり面白く、ページをめぐる手が止まらない作品です!
読み始めた時は主人公ミチオ(作者の苗字と一緒)が事件の真相を暴くために小学生ながら奔走し、真相にたどり着いて行くという、純ミステリーな展開が待っているかと思ってたんですけどね…
しかし終盤はホラーかと思うくらい、怖い展開が待っています。この小説はただのミステリーではないのです!
この展開は、なかなか予想できないと思います。そういう書き方をしてるんですから!笑
あらすじを読んだみなさんも、クラスの友達のために小学生が奮闘する単純なミステリーなんだと思ってしまったのではないでしょうか。
けれど、そういう人の方がこの小説は衝撃を受けやすいというか、心に残るというか…
実際僕もそうだったので、ミステリーにちょっと慣れてる人におすすめです。常識が打ち崩されるので笑
また、主人公が小学生で難しいことは特ないので、読書初心者にもおすすめできる小説だと思います。
あ、でも最初の作品でから読むとトラウマになるかも?笑
そんな、ちょっと変わったミステリーをぜひ皆さんも読んでみてください!
もし、読んだ方がいらっしゃったらぜひブログやTwitter(@masutabi1999)にコメントしてみてください!
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